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国際シンポジウム「朝日地球会議2019」開催レポート

「ひらかれた社会へ 多様性がはぐくむ持続可能な未来」をテーマに東京都内で開かれた国際シンポジウム「朝日地球会議2019」(朝日新聞社主催)にて、10月16日(水)に「True Colors ありのままでいられる超ダイバーシティ社会へ」と題したパネル討論が開催されました。

開始早々、Bboy Shigekixさん、SOCIAL WORKEEERZからDAICHIさん、DAIKIさんほか多様なダンサーによる華麗な技が次々と披露され、拍手が沸き上がりました。
パフォーマンス後、9月10日に開催された「True Colors DANCE」を振り返りながらトークセッションが展開されました。

岡田晃奈撮影/朝日新聞社提供

岡田晃奈撮影/朝日新聞社提供

バトル解説として出演したKATSU 1こと石川勝之さんが、ブレイクダンスはギャング同志の争いから音楽で勝負するために踊り出したことから生まれた文化であることを踏まえ、ダンスは言葉や障害、宗教などを必要としない自分自身を「表現」するものであると説明。同じく、舞台手話通訳として出演したはしもといちろうさんは、字幕や手話も演出の一部であったことに触れ、色んな人を排除しないイベントであったと話しました。

岡田晃奈撮影/朝日新聞社提供

岡田晃奈撮影/朝日新聞社提供

True Colors Festival総合プロデューサーの樺沢一朗(日本財団 常務理事)も、ダンスをはじめ舞台芸術は社会の多様性のうつし鏡となると力強く語りました。また、10月22日に開催された「True Colors BEATS」など、今後のイベントでも様々な人が楽しめるイベントにするための情報保障に力を入れていくことにも言及し、会場は大きな期待に包まれました。

topics

True Colors Festival

歌や音楽、ダンスなど、私たちの身近にあるパフォーミングアーツ。

障害や性、世代、言語、国籍など、個性豊かなアーティストがまぜこぜになると何が起こるのか。

そのどきどきをアーティストも観客もいっしょになって楽しむのが、True Colors Festival(トゥルー・カラーズ・フェスティバル)です。

居心地の良い社会にむけて、まずは楽しむことから始めませんか。

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